集団塾と個別塾、どちらにもメリット、デメリットもあります。大切なのは「お子さんにあった塾」と出会うことであり、どちらが優れているかはこどもの性格を加味しなければ判断できません。周囲の評判や口コミなどに惑わされることなく塾選びをする方法をお伝えいたします。
■費用負担が少ない
集団指導塾は個別指導に比べて比較的少ない費用で受講することが可能です。
■他の生徒と適度な競争心を保つ環境が整っている
他の受講生と共に授業を受けることで「自分も頑張ろう」と思えたり、テストの成績順に座席が変わるシステムをとりいれている塾もあります。
■授業ついていけないことがある
一斉授業のため、理解が今ひとつな単元も十分に理解している単元も他の生徒と同じ速度で進みます。そのため、ついていけない授業が出てしまう場合もあります。
■通塾の目的が「友人と会う」ことになる場合もある
塾友に会うことが目的となる場合もあります。授業そのものはそこそこで「休み時間とお弁当が楽しみ」という本音を言うお子さんもいたりします。
■自分の予定に合わせづらい
塾の時間割は予め決まっていることが多く、その時間に合わせて通塾する必要があるため、習い事や学校の部活など個人的な都合に合わない場合は通塾が難しくなります。
集団指導に合うのはこんなお子さんでしょうか。
■競争心がある方がやる気が出る
■授業と休み時間のメリハリを保てる
■発言するのが苦にならない
■費用を抑えて授業を受けたい
■社交的で友人を作るのが得意
集団塾のイメージは「もう一つの学校」です。
そのコミュニティで自分の居場所をみつけられ、それを原動力に競争したり切磋琢磨し合うことができるお子さんは集団指導が良いでしょう。
■自分だけのカリキュラム
自分の理解度に合わせた授業が受けられる。わかっていることはサラッと、理解が難しい部分には時間をかけてじっくりと取り組むことが可能です。
講師との距離が近く気軽に質問できる環境です。ちょっとした疑問もすぐに解消できるのが魅力です。
■授業時間を自分の都合に合わせられる
他のお稽古や習い事などと両立できる時間割を組むことができます。個人的な事情で時間をずらしたり振替えが可能なのもムダなく受講できるメリットです。
■競争心が維持できづらい
他の塾生と交わる機会が少ないため、競争心を維持するのが難しい場合があります。
■塾代が高い
集団塾に比べると費用が高くなりがちです。ただし1コマの時間内で得られる学習効果や進度と総合的に判断した場合、費用対効果が高いこともあります。
■我が子に合う講師を探す必要がある
1対1だからこそ我が子を相性の良い、我が子にとってわかりやすい授業をしてくれる講師との出会いが必須です。実際に授業を体験してからの判断になるため、講師選びに時間がかかる場合もあります。
個別指導に合うのはこんなお子さんでしょうか。
■集団の中では質問するのが難しい
■他人と競争することが得意ではない
■他の習い事がある
■自分だけのカリキュラムを作ってほしい
他にも各単元の理解度に大きく差があったり、教科によって好き嫌いの差が大きく、弱点だけを補強したい場合にも個別が向いています。
神奈川県入試では中2の内申点も鍵となるため、合わない環境に居続けるのはリスクです。もし半年以上成績が伸びない・授業のレベルが合わない・やる気の低下・部活との予定が合わない等の兆候があれば、転塾を検討しましょう。
中2での見直しは決して遅くなく、受験生になる前に環境を整える好機と言えます。定期テスト後や季節講習などの節目を活用し、体験授業でお子様との相性を確かめ、学習環境を整えることが大切です。